大村市でかわいい南欧風の家を建てるならスマイフルホームへ
作品・インタビュー
Vol.70 M様邸 - Olive -
★担当したスタッフが語るお客様との家づくりレポート
居心地のいい小さな居場所
「ヌック」があるかわいいお家
SMiFULHOME Olive No.070
みなさん、「ヌック」ってご存知ですか?あまり聞きなれない言葉だと思いますが、海外のお家で見られるような、こぢんまりとした居心地のいい空間のこと。最近、日本でもじわじわと人気を集めています。書斎や趣味の部屋がほしいけど、予算オーバーしてしまったり、ほかの部屋がせまくなったり。そんなときは「ヌック」という選択肢はいかがでしょうか。
担当したスタッフが語るお客様との家づくりレポート
グレーホワイトの外壁にブラウンの屋根瓦、レンガ調のアプローチが美しい広いお庭。物語の中に出てくるような雰囲気あるM邸は、スマイフルホームが提案する「Olive」スタイルのかわいいお家。ニュアンスのある瓦の色に合わせ、玄関のある正面側の小窓にだけブラウンのモールでアクセントを添えています。
ふわっとあたたかな光に包まれるリビングは家族が集まる暮らしの真ん中。M邸はもともと、リビングが22畳と広いのですが、キッチンの隣りにダイニングテーブルをレイアウトすることで、視線がすっと抜け、リビングを広く使うことができます。さらに料理の配膳や片付けもスムーズ。日々の家事のサポートもしてくれます。
「リビングのどこかにヌックがほしい」。奥さまのリクエストに応え、スマイフルホーム初となるヌックを階段下につくりました。階段下はもともとデッドスペースになりがちな場所。一般的には収納スペースとして活用することが多いかもしれません。その活用法のひとつがヌック。M邸のヌックは1畳ほどの広さ。天井も高くはありませんが、ちょっと狭いくらいの「おこもり感」の方が不思議と落ち着くもの。
ここで子どもを寝かせたり、ゆっくり本を読んだり。ドアなどで区切らず、ゆるくゾーニングすることで、リビングにいる家族の気配を感じながらも自分の時間を楽しむことができます。もちろん、スマイフルホームらしさも忘れずに。ヌックの下に引き出しを造作して、収納スペースを確保。ニッチやダウンライト、コンセントもしっかり備えています。きちんとした個室でなくても、わずか1~3畳ほどの広さの「お部屋未満」の空間があるだけで、日々の暮らしがぐっと豊かになりそうです。
さらに心地いい住まいづくりには収納は欠かせないもの。M邸は効率よく収納できる間取りなど、お家の中がすっきり片付く工夫がいっぱい散りばめられています。そのひとつがキッチン裏のファミリークローゼット。家族みんなの洋服をたっぷり収納できる広さはもちろん、家事動線もしっかり考え抜かれています。このファミクロを中心に、左側にパントリー、右側にランドリールームをレイアウト。洗濯物を洗って、干して、畳んで収納が1アクションで済むため動線のムダを省くことができます。
また使うもののサイズに合わせた収納も大事に。ランドリールームに衣類乾燥機を置きたいというご夫婦のリクエストに応えるために棚を造作しました。乾燥機がすっぽりと収まるよう、棚の幅や高さ、奥行きをしっかり計算。さらに乾燥機のガスのダクトが見えないような工夫も施しています。どうしても生活感が出てしまう場所ですが、少しの工夫ですっきりとした空間に。
収納がたくさんあるだけではお家の中は片付きません。必要な場所に、必要なサイズのものをつくること。そのためには事前に家電など収納するもののサイズを押さえておくことも大事に。まさに「収納を制する者は効率を制す」です!
SMiFULHOME HOUSE DATA
■家族構成:3人
■敷地面積:77.01㎡(23.30坪)
■延床面積:130.83㎡(39.57坪)
施工期間:約4か月
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■ 断熱等級 : 5
■ UA値 : 0.53
■ BELS : ☆☆☆☆☆