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Vol.67 N様邸 - CLOVER -
★担当したスタッフが語るお客様との家づくりレポート
陰影と質感を重視した静けさが降り積もる家
SMiFULHOME CLOVER No.067
居心地の良さのベクトルは人それぞれ。なかでも快適な暮らしには「明るさ・暗さ」が大切になってきます。大きな窓が欲しいのか、必要な明るさがあればいいのか。何気ないことにも理想の暮らしをかなえるヒントが隠れています。それは素材や色も同じ。同じ形の家でも素材や色が違えば、印象もがらりと変わります。自分たちが「心地いい」と感じる基準を見つめなおしてみましょう。
担当したスタッフが語るお客様との家づくりレポート
静かなたたずまいが印象的なグレーの外壁。モルタル調の質感に、リズムよく走る直線のラインがシャープな印象を与えてくれます。「シンプルな感じ」を希望されたN邸は、ラフなかっこよさが魅力の「CLOVER」スタイル。見た目の印象はそのままお家の中まで続きます。
なかでもLDKは開放的な明るさとは一線を画します。しっとりと落ち着いた空気感の正体は、室内のそこかしこにつくり出されている陰影。リビングのダウンライトは通常より数をぐっと減らし、代わりにペンダントライトなどで必要な光を加えられるよう計算しています。真骨頂はやはり夜。まるでピンスポットのように、空間が立体的に浮かび上がります。その美しさたるや。とてもドラマチックなアート作品を見ているかのようです。
だからこそ、ライトひとつとっても、こだわって選ぶことが大切に。トイレや洗面スペースも、ダウンライトは設置せず、必要な明かりのみ。昼間は自然光だけでお家の中に十分な明るさが届くので問題ありません。濃淡さまざまな光が描き出す陰影の中に垣間見える美。これこそ、わびさびを大切にする日本独特の美意識なのかもしれません。
明るさ同様に、素材の質感や色が与える印象も家づくりでは大切なポイント。玄関ホールとLDKの天井には、クロスの代わりにラワン合板を張っています。これはNさんご夫婦たってのリクエストよるもの。美しい木目と素朴な質感によって空間にリズムが生まれ、デザイン性を高めてくれます。塗装は床色と同じオリーブ色。ぐっと統一感がでますね。
さらに玄関横にあるシューズクロークの入口は、いつもと違う形に挑戦。アーチ、三角、四角と垂れ壁のカタチもいろいろとありますが、今回は角を丸く落とすことで、空間にやわらかさを添えて。ほんのちょっとしたことですが、住む人の人となりが見えてくるような、表情豊かなお家になりました。
最近、スマイフルホームでは趣味部屋をリクエストされることが少なくありません。今回のN邸には防音室をつくりました。お子さんがピアノの練習をしたり、ご主人がギターを弾いたり。2人でセッション、なんてこともできるかもしれませんね。
「ここからちょっと海が見えるんです」。吹き抜けに並ぶ3つの窓は、お家の中に明るさを届けてくれるのはもちろん、外の景色を切り取る額縁でもあります。窓から見える何気ない風景をゆっくり眺められるよう、廊下に小さなテーブルとイスを置く予定なんだとか。ふと見た窓からの景色にホッとする。そんな時間こそ、豊かな暮らしといえそうです。
SMiFULHOME HOUSE DATA
■家族構成:3人
■敷地面積:76.18㎡(23.04坪)
■延床面積:99.37㎡(30.06坪)
施工期間:約4か月
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■ 断熱等級 : 5
■ UA値 : 0.58
■ BELS : ☆☆☆☆☆